受かった人の判定は?
日本一合格しやすい大学である東京大学について以前,書いてみましたが,東京大学以外では,合格者の状況はどうなっているでしょう。
京都大学では,合格者の,入試直前でも模試の判定を調べると,東京大学よりもさらに低い判定からの合格者が多いことが分かります。
理由は2つ考えられるかと思います。
ひとつは,京都大学は実は全国区の大学ではなく,ほとんどの受験生が近畿地区からで,地区外からの受験生に乏しいことが挙げられます。
このため,近県私立高校からの合格がかなりの数を占めていて,1つの高校から数十人単位で合格するわけですから,判定の低い受験生でも合格しているということになります。
もうひとつは,試験問題,入試制度ともかなり特殊なため,東京大学のような地方の高校からの受験はしにくく,そのため,全体の受験生の学力がそれなりになってしまっている可能性があります。
また,実際の京都大学受験生が少ない東京拠点の予備校が変化に気づかずに以前の難易度のまま判定を出して,受験生を牽制してしまっているという状況もあります。
実際,京都大は,合格者の7割程度が入試直前の模試で判定C以下になっているようです。
近県の公立高校で数十人規模の合格者を出せているという,東京大学にない特徴もあり,そういう意味では地域密着型の大学なのかもしれません。
旧帝大クラスの大学,特にブロック大とよばれるような地域から受験が大半を占める大学では,逆に,本来,東京大・京都大が吸収すべき高学力層が受験しにくるという動きがあり,判定A,判定Bでの合格者が以前に比べて多くなる傾向があります。
大学全入時代 という言葉を鵜呑みにできる大学と,返って競争が激しくなる大学があるので,その見極めが難しいといえます。
言いかえると,この辺を見極めることができれば、自分が持っている学力以上の大学の合格を勝ち取る機会は,以前よりも格段に多くなっているともいえますので,進路指導・受験指導ができる信頼できる先生を見つけることがとても大切な時期ともいえます。
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