大学ランキング って?
大学のランキングというのが,たいがいの予備校には貼り出されています。
予備校以
外にも,高校の進路指導室などでも見かけかと思います。
この大学のランキング,よく見るとかなりヘンな部分に気づきませんか?
多くのランキング表では文系と理系,国公立と私立に分かれています。なぜ,混在さ
せないのでしょう?
カンタンな回答としては,これらは「混在させることが出来ない」,「混在させると
よりヘンな部分が目立ってしまう」ために,分けているといえます。
ランキングの大きな傾向として,次のことがいえます。
・ 同じくらいの難易度なら,文系のほうが偏差値が高く算出される。
・ 同じくらいの難易度なら,私立のほうが偏差値が高く算出される。
このため,東京大理科3類よりも上智大が上に来たり,全国区の最難関大では理系で
2番目に来るべき東京工業大のランキングが,中堅私立大医学部に負けたりしていま
す。
この傾向は,全国的な難関大に限らず,旧帝大が織り成す各地域の大学ランキングの
構造にも見ることができ,仕掛けを知らない受験生や先生を錯覚させる効果を生んで
います。
各予備校がB判定ラインやボーダーと呼んでいる偏差値をそのままランキングに使っ
てしまうと,あまりにもヘンな現象が見られるので,そのままは使わずに,適当にさ
じ加減をしています。
また,各予備校の事情というのもあり,注意が必要です。
各予備校の難易度ランキングを見ると,基本的には,自分の本拠地もしくは利益拠点
となっている地域にある大学は,ランキング表の中で高めに置くことが多いようです。
・ ランキングが高いと周辺からの受験生が減り,地元生が合格しやすくなる。
・ 難易度が高いことから,地元生も含めて敬遠し,結果としてその予備校生が受かりやすくなる。
・ 拠点=合格者が多い大学のランキングを上げておくと,予備校生集めに有利にはたらく。
などと,理由を挙げる人もいますが,いずれにしろ,いくつかの予備校のランキング 表で確認することが大事で,どれかひとつしか見ないのなら,予備校以外のものや, 自分の受ける大学に拠点がない予備校のランキングを見ておくことをオススメします。
| 固定リンク


コメント